乳腺外科
診察担当医表
※都合により変更する場合があります。
診察室 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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第3診察室 | 富永 修盛 |
AM:原 恵梨 PM:坂口 真理子 |
古妻 康之 |
古妻 康之 |
医師紹介
- 古妻 康之
日本乳癌学会認定 乳腺認定医・専門医・指導医
日本乳がん検診精度管理中央機構認定 検診マンモグラフィ読影認定医師
日本乳癌検診学会 評議員
- 富永 修盛
日本乳癌学会認定 乳腺認定医・専門医・指導医
日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医・指導医
日本乳がん検診精度管理中央機構認定 検診マンモグラフィ読影認定医師
日本乳がん検診精度管理中央機構認定 乳がん検診超音波検査実施・判定医師
兵庫医科大学臨床教育教授
日本乳癌学会 評議員
近畿外科学会評議員
- 坂口 真理子
- 原 恵梨
乳腺外科について
【手術実績】:当科での令和3年全身麻酔下の乳腺外科総手術数は131例で、その内原発乳がん切除は105例でした。 切除症例の60%は乳房温存手術、79%はセンチネルリンパ節生検のみで腋窩郭清を行わず終了しています。 乳房温存手術後の放射線治療は当センター放射線科で完結でき、可能な限り就労支援となるよう配慮いたします。 また令和4年からはシリコンインプラントを使用再開できますので、再建の希望などがあれば、お申し出ください。
【薬物・放射線治療】:乳がんは分子標的薬剤、がん細胞の細胞周期を停止させ増殖を抑制するCDK4/6阻害薬、免疫チェックポイント阻害剤、など、毎年有望な薬が登場し、それらの副作用も多岐にわたります。 乳がん治療全体を俯瞰すべく、病理医、緩和ケア内科、放射線科、形成外科、がん専門看護師、がん専門薬剤師、とチーム医療を組み定期的に乳腺キャンサーボードを開催、戦略的ながん患者様の利益を目指しています。
【遺伝性乳がん卵巣がん(Hereditary Breast and Ovarian Cancer以下HBOC)】:乳がんの5-10%は遺伝性でHBOCと呼ばれ、その場合、原因遺伝子としてBRCA1/2が有名です。 令和2年4月から乳がん患者で一定の条件を満たす場合、保険診療でBRCAの検索(BRCA analysis)が可能となりました。 当センターでは乳腺外科医や認定カウンセラーによるカウンセリングも可能で、HBOCと判明すれば、乳がんの術式変更や、発病前に乳房や卵管卵巣を摘出するリスク低減手術も可能で、令和4年2月から予防的乳房全切除を開始しました。 また転移・再発乳がんの方ではBRCA analysisでPARP阻害剤が使用可能かコンパニオン診断も行えます。
【地域と次世代の教育】:当科は、地域の医院・病院と密に連携し、診断から治療までを一貫して行い、地域がん診療連携拠点病院(平成27年に厚生労働省より更新認定)としての使命を果たすべく努力しています。 また日本乳癌学会の専門医・指導医2名を擁し、日本乳癌学会の独立した認定病院ですので、豊かな人間性と確実な技能をもった医療人を育成すべく、後期・臨床研修医をはじめとし、大学(大阪大学医学部・奈良県立医科大学・兵庫医科大学)と連携し、医学生の教育にも力を注いでいます。
東大阪市乳がん(マンモグラフィ)検診について
東大阪市乳がん(マンモグラフィ)検診につきましては、毎週金曜日(休日を除く)の午後に実施しております。
ご希望の方は、予約が必要となりますので、平日の15:00~17:00の間に外科外来受付(電話番号06-6781-5101(代表))までお電話ください。
※受診にあたっては「東大阪市がん検診受診証」が必要です。
※対象者及び料金等については、東大阪市のホームページでご確認ください。