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理事長からのごあいさつ

ごあいさつ

 平素は市民の皆さま、地域の医療機関ならびに関係機関の皆さまには温かいご声援とご支援を賜わり心より感謝申し上げます。
 過去、新型コロナウイルス感染症の度重なる大流行により一般地域医療は深く傷つき、様々な問題点がクローズアップされる中、このたびアフターコロナの地域医療連携を格段に強化するため、院長の辻井 正彦をこの最重要課題に取組む総長に任命し、どんな状況においても地域医療機関と連携を行える体制づくりに注力してまいります。また医監・副院長の中 隆を後任の院長に任命し、今後は三人体制で、病院経営の安定化と地域医療連携の強化を進めてまいります。
 当センターは地域の中核病院として、第一線の地域医療を担うかかりつけ医・かかりつけ歯科医等の先生方や地域の病院・施設の皆様と連携し、市民が慣れ親しんだ地域で高度の医療を受けられる、命と健康をまもる「最後の砦」の病院でありたいと願っています。
 これまでも、紹介患者に対する医療提供、医療機器等の共同利用の実施等を通じて、地域の医療機関を支援してまいりましたが、その機能をさらに向上させ、どんな時でも、どんな状況においても「断らない紹介医療」、「断らない救急医療」を実践できる体制づくり、またインフラ整備に注力してまいります。地方独立行政法人制度の基本理念である医療サービスの公共性と公平性、業務の透明性と自主性、ならびに財務の信頼性の確保に努め、これまで以上に、地域医療支援病院として急性期医療・高度専門医療の提供を行ってまいるとともに、病院理念である『患者視点に立った「誠実な医療」を地域の人々に』-を実践してまいる所存でございます。
 市民の皆さま、地域の関係機関の皆さまの温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

令和5年4月1日
市立東大阪医療センター
理事長 谷口 和博

理事長 谷口和博