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心電図検査について

心電図室

安静心電図検査

両腕、両足、胸に計10個の電極をつけ、心臓の電気的興奮を記録し、病的な心筋の変化を調べます。

  1. 不整脈の検出
    主な不整脈として、期外収縮・心房細動・洞不全症候群・房室ブロックなど
  2. 心筋梗塞などの虚血性心疾患
  3. その他、心筋炎、心筋症、高血圧性心疾患や弁膜疾患など

負荷心電図検査

負荷心電図は3種類行っています。

  • トレッドミル検査(動くベルトの上を歩行する)
  • エルゴメーター検査(自転車をこぐ)
  • マスター検査(階段昇降)

目的

  1. 虚血性心疾患(主に労作性狭心症)
  2. 心疾患における運動対応能測定
  3. 運動により誘発される不整脈の検出

ホルター心電図検査

収録機を携帯して、日常生活あるいは、労作時の心電図を24時間にわたって記録します。
記録はSDカードで専用の機械で解析します。

目的

  1. 不整脈、虚血性心疾患の診断
  2. 薬剤の効果判定
  3. ペースメーカ不全の診断

24時間自動行動化血圧測定

自動行動化の血圧を30から60分間隔で24時間測定することで、昼間、夜間、早朝などの限られた時間帯における高血圧や低血圧を評価できます。

肺機能検査

肺活量や努力性肺活量、1秒率を調べる検査で、精密に調べる時は、機能的残気量や肺拡散能も検査します。また喘息の有無を調べるための気道可逆性試験も行っています。

目的

  1. 肺機能肺機能障害の有無の判定
  2. 呼吸器疾患の障害パターンと重症度の把握

血圧脈波検査(ABI、TBI)

四肢の血圧を測定し、下肢動脈の狭窄や閉塞(下肢閉塞性動脈硬化症)の診断や動脈硬化による血管壁の硬化度を評価します。

皮膚灌流圧測定(SPP)

重症な下肢動脈の狭窄に対して、毛細血管レベルでの微小循環を評価します。

心電図室の主要検査 年間検査実施件数(2016年度実績)

心電図検査
12652件
負荷心電図検査
376件
ホルター心電図検査
361件
肺機能検査
2893件
ABI・TBI検査
811件