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研修プログラム

外科 後期研修プログラムの概要

  • 研修責任者:山田 晃正
  • 学会認定教育施設:「日本外科学会」(専門医制度修練施設)、「日本消化器外科学会」(専門医修練施設)、「日本消化器病学会」(認定施設)、「日本消化器内視鏡学会」(認定施設)、「日本消化管学会」(胃腸科指導施設)、「日本臨床腫瘍学会」(認定研修施設)、「日本大腸肛門病学会」(認定施設)、「日本肝臓学会」(認定施設)、「日本胆道学会」(認定指導施設)、「日本食道学会」(全国登録認定施設)、「日本外科感染症学会」(外科周術期感染管理教育施設)、「日本胸部外科学会」(教育施設呼吸器外科基幹病院)、 「日本呼吸器外科学会」(呼吸器外科専門医関連施設)、「日本乳癌学会」(認定施設)、「日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会」(インプラント実施施設、エキスパンダー実施施設)
  • 現在のスタッフ:常勤医 13名、専攻医 3名

◆研修内容
当センターの外科は「消化器外科」「乳腺外科」「呼吸器外科」「小児外科」「(一般)外科」から構成されている。中河内二次医療圏におけるがん診療連携拠点病院[国指定]の一つとして、悪性疾患の外科診療のみならず、胆石症やヘルニア、救急疾患等の良性疾患や救急疾患も数多く診療しています。
虫垂炎、ヘルニアといった、基本的外科治療疾病から5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)までバランスよく経験でき、後期研修が終了する頃にはこれらの手術の執刀医になれるような教育指導を行っています。
当センター外科は大阪大学外科学講座および近畿大学外科学講座の連携施設であり、心臓血管外科疾患の経験や後期研修終了後の進路についても大阪大学/近畿大学の専門医育成プログラムを活用していただけます。
◆平成28年度の診療実績
全手術数は1016例(全身麻酔860、腰椎硬膜外麻酔60、局所麻酔96)(予定手術799例、緊急手術217例)で、術後在院死が13例(1.28%)あり、その中で術後30日以内の手術死亡は6例(0.59%)でした。
術後再手術は28例で全手術例の2.76%でした。1日平均の外来患者数は95人、病床稼働率84.2%、平均在院日数15.4日でした。
◆おもな手術例

上部消化管 食道癌3例、胃癌52例、胃/十二指腸潰瘍穿孔15例
下部消化管 結腸癌82例、直腸癌43例
肝胆膵 肝切除術35例、膵切除術15例、胆嚢切除術111例
呼吸器外科 肺癌30例、気胸19例、縦隔腫瘍4例
乳腺外科 乳癌手術86例(乳房温存率:62.8%)、癌以外の全麻下乳腺手術29例
小児外科 鼠径ヘルニア44例、虫垂炎17例
その他 (成人)虫垂炎74例、鼠径ヘルニア108例、消化管穿孔38例、腸閉塞41例
◆専攻医(後期研修医)の学会活動 全国学会又は地方学会に最低年1回は発表して頂くことを原則としています。平成28年の学会/研究会発表数は、後期研修医:9題、初期臨床研修医:6題と計15題に達し、加えて、後期研修医から論文3本の発表をして頂いております。
加えて、大阪大学消化器外科主催の真皮縫合コンテストのシニア部門において、2015年準優勝、2016年優勝を勝ち取り、技術面でも評価されています。
毎日朝8時15分からのmorning conference に始まり、月・水・金の手術、火・木の内視鏡検査、毎日の外来病棟勤務と忙しいですが、疾患別の専門医の指導の下、手術症例数が豊富な当センターで、外科医としての第1歩をスタートしてみませんか?

脳神経外科 後期研修プログラムの概要

  • 研修責任者:藤本 京利
  • 学会認定教育施設:「日本脳神経外科学会」、「日本脳卒中学会」
  • 現在のスタッフ:常勤医 4名、専攻医 1名

◆研修内容
平成29年4月1日より、常勤医は4名になり、3名が「日本脳神経外科学会脳神経外科専門医」でそのうち2名は「日本脳卒中学会認定脳卒中専門医」、1名は「日本脳神経血管内治療学会専門医」さらに1名は「日本救急学会専門医」、1名が「脳卒中の外科学会指導医」です。従って脳神経外科手術内容は、多くの分野に渡っています。
また、同じ敷地内にある中河内救命救急センターでの脳神経外科手術指導に出かけ、さらに、奈良県立医科大学脳神経外科の関連病院としての人事の交流もあり、後期研修医がまず目指すべき脳神経外科専門医を収得するためには、理想的な施設であると自負しています。
最後に、当施設手術の最大の特徴は、症例数が多く 脳腫瘍や外傷、機能的疾患、脳血管障害の予防的外科治療に加え、とりわけ脳卒中に関しては365日24時間体制での緊急直達手術や緊急血管内治療も非常に多いことから研修医の皆さんには多くの経験を積み学んでいただける施設であると思っております。