研修プログラム
放射線科 後期研修プログラムの概要
- 研修責任者:居出 弘一
- 学会認定教育施設:「日本医学放射線学会」
- 現在のスタッフ:常勤医 7名
◆研修内容
当センターにはComputed Radiography による単純X線撮影装置、X線TV 装置(3台)、超伝導MRI(2台)、CT(MDCT2台)、血管造影撮影装置(DSA2台)、CT シミュレーション治療計画によるリニアック放射線治療装置、核医学装置(ガンマカメラ2台、PET1台)等、最先端のモダリティーが整備されています。
画像は全てPACS (Picture Archive and Communicating System )に保管され、読影端末上で一括して観察できるシステムになっており、精度の高い放射線診療が行える環境にあります。各種画像診断、IVR ( Interventional Radiology )、放射線治療をそれぞれの専門性を生かして診療に従事しています。今日の医療の中で、放射線医学の役割は重要な位置を占め、その活動範囲も多岐にわたっています。卒業後2年間に課せられている初期研修期間内では、その知識や手技の概要を把握することすら非常に難しく、その習得にはより専門的な研修が必要となります。後期研修は前期研修の選択科として挙げた以下の研修目標の実質的な達成を目指します。
- 各種画像診断の特徴と適応に関する知識の習得
- 主要疾患の典型的画像所見の理解
- 各種画像診断の検査手技の習得
- IVR 及び放射線治療の適応に関する知識と手技、施行手順の習得